英作文で自分の弱点をあぶり出す

英作文ができないということはしゃべれないということ

英会話がスラスラできるようになるためには、当たり前ですが英作文がスラスラできるようにならなければなりません。

っで、あなたは今英作文がスラスラできますか?

できない?

では、毎日英作文の練習をしてますか?

・・・。

じゃあ、当分英会話はできるようにはならないでしょう。

当たり前ですよね。英作文ができないのにネイティブの人と会話なんてできるはずがありません。

ではなぜ英作文の練習をする人が少ないのでしょう。

それは直してくれる人がいないからです。自分の英作文が正しいのか間違っているのかわからないのでどうしても続けられないんですね。

でもそこを気持ちを切り替えて英作文の練習をすることがワンランク上に行くためにどうしても必要なことなんです。

間違っててもいいからとにかく自分の言いたいことを英作文してみて、必要な単語は調べて覚えておく。

これが大切です。

それからオンライン英会話などでどんどん覚えた英文をしゃべってみるのです。そしてネイティブの先生に直してもらえば一気にしゃべれるようになります。

英作文の練習をせずにオンライン英会話を始めた場合、100%受け身になります。ただ聞いているだけ、質問に答えるだけです。

英作文の練習をしていないので瞬発力は全くありません。会話の中で咄嗟に質問したりなんてできません。

英会話のCDを聴いているだけ、DVDを見ているだけの勉強は、多くの日本人がやってきたことです。でも殆どの人はしゃべれるようになりません。

受け身だからです。

英作文の練習をしてみるとわかること

英作文の練習を始めてみるとすぐに気づくことなのですが、本当に簡単な単語なのに間違えたりすることが多いということです。

言い換えると似たような意味の単語でどちらを使えば良いのかわからないのです。その瞬間思考回路は停止してしまうのです。

英作文でさえ手が止まってしまうのですから、会話などぜんぜん無理だということがわかります。

例えば、「小さい星がとってもかわいいわ。」という日本語を英作文すると、

「んっ、小さい?」

「small? little? どっちだ?」

「どっちてもいいのか?んっ?・・・」

この時点で手が止まってしまったら英作文はできませんし、英会話なら相手がうんざりしてしまうでしょう。

「小さい」というこんな簡単な単語を使うのに迷っていては英会話はほど遠いのです。

っで、上達するにはこんな小さな疑問をスルーしてはいけないのです。

そこはいわば自分の弱点。

そこを克服すれば英語力は格段にあがっていきます。そこをスルーしたら絶対に上にはいけないのです。

とくにこんな簡単なことだからこそ、ネットで調べれば5分で解決します。

これは受け身では絶対にできないことなんです。自分で英作文してみて迷ったところを徹底的に調べる。

これで英会話がぜんぜんできるようにならなかった自分から抜け出すことができるはずです。

 英作文練習法

一番大切なのは、はじめのうちはスラスラ英作文をしようとしないことです。

何度も読んでいる英文の和訳を見て英作文の練習をすると、前に読んだ英文が記憶に残っているのでスラスラ英作文ができてしまうことがあります。

でもそれは本当に英作文の練習になっているわけではありません。本当の練習は、ゆっくりとひとつひとつの日本語を正しい順番で英語に直す作業ができるようになること。

ですから丸暗記した例文を英作文しても意味がないのです。何度も読んでいる英文であっても、ひとつひとつ日本語を英文に直していく練習をしてください。

地味な作業ですがこれがしゃべれるようになるコツなんです。

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