話せるようにならない人の特徴

catch03

以下の特徴が多いほど自己実現はむずかしい

真面目に毎日勉強しているのに、真面目にきちんと英語のCDを聞いているのに全然英会話ができるようにならないという人がいます。

一方、短期間のうちにどんどん上達してその顔つきには自信がどんどんついていっているのがわかる人がいます。この違いは何なのでしょうか。

多くの人は、あっという間に上達した人は何か良い教材に出会ったとか、とても良い先生に出会ったとか思っているのではないでしょうか。

そのためいろんな教材に手を伸ばして見て、これは自分に向いていない、あれもしっくりこない、そしてあれは難し過ぎるなどと言って自分が英語が話せるようにならないのを全て教材や先生のせいにしているのです。

でも本当は違うんです。

話せるようにならないのはまわりの教材や先生に原因があるのではなく、自分自身の中にあるのです。

そこに気づいて勉強の仕方、取り組み方を変えた人だけが、上達の実感を味わえるようになります。

動機づけが弱い

英会話をモノにすることができない一番の理由は、動機づけの弱さです。

サイト管理者のイラスト「英会話ができるようなれたらいいなあ。」とか「外人とペラペラ話しているところをまわりの人に見せられたらカッコいいなあ。」くらいの気持ちで始めた場合、間違いなく途中で挫折します。

費用対効果が全然釣り合わないことがわかるからです。

英会話をモノにするには単語や例文を気が遠くなるくらい覚えなければならないという厳しい現実に気が付いたとき、みんなそこで挫折していくのです。

そんなとてつもない苦労をしても絶対に身につけたいという動機がある人だけが英会話をモノにすることができるのです。

つまり今まで楽しく遊んでいた余暇の時間の全てを英会話の勉強につぎ込んでもいいと思えるくらいの動機が必要なのです。

依存心が強い

前述のとおり、英会話をマスターするためには、本人が単語や例文を日々暗記していくという地味な努力が絶対必要なのですが、途中で挫折してしまう人はそんな努力が必要だということにすら気づいていないものです。

よい英会話学校の先生が自分を勝手にしゃべれるようにしてくれる、高いお金を支払ってよい教材を手に入れれば、その教材が自分をいつの間にかしゃべれるようにしてくれると思っているのです。

このように先生や学校そして教材に依存している人というのは、まず英会話のスキルは身につきません。

焦る気持ちが強い

例えば、英会話教材のCDセットが初級から上級まで5つのレベルになって販売されていたとします。すると何となく最初から最後のレベルまでいったら英語がペラペラになっているような気がするのですが、現実にはそんなことはありません。

教本でも同じです。多くの英会話教本はやはり5つくらいにレベル分けされています。そして何となく全部の教本を読めば物おじせずに英語がしゃべれるようになる気がするのですが、そんなことはないのです。

なぜかというと、本当にそれらの教材の内容が身についてはいないからです。

それらの教材が悪いと言っているのではありません。それらの教材を本当に使いこなしていないからなのです。

原因は、焦る気持ちです。

上達を焦る気持ちがあると人はとにかく先に進みたくなります。一日でも早く最後まで行きたくなるのです。すると本当に内容を理解する前に、内容が一生忘れないくらい身につく前に先へ進んでしまうのです。

そして十分に理解しないまま、十分に使えるようにならないまま進んだ結果、どんどん忘れていってしまい全然上達しないのです。

そして「自分には英会話は向いていないのでは・・・。」とか「この教材は自分に合っていない。」という結論に達して挫折したり、他の教材にお金をかけてしまうのです。