コツコツやるしかない
英会話の上達を焦るとただ漠然と英会話のCDを聞き流したり、教材を読み流したりしてしまうものですが、これが一番上達しない勉強法だということに気が付く人は少ないものです。
とにかく先へ進もうと焦ってしまうと、知らない単語が出てきた場合、その文章にぴったりな意味だけを覚えて先に進んでしまうものです。
でも単語、特に動詞にはたくさんの意味や用法があるものです。本当に最短で上達したいのなら、せっかく辞書で調べた単語は、他の項目もざっと目を通してみることです。
すると例文の中には自分で以前探して見つからなかったような表現があったりするものです。そんな時は、その表現のしかたがすっと頭の中に入ってしっかりとした記憶になるものです。
自分が以前見つけたいと思っていたものなのですから、すぐに覚えられて当然なのです。
例えば、やってみるとわかるのですが、英会話CDを3ケ月間、毎日聞き流していたとしても3ケ月後に本当に形として上達を実感できるものは残るものではありません。
一方、1つの単語のさまざまな用法を3日間かけて調べて暗記したとすると、3ケ月で30個の単語を使いこなせるようになっているのです。
1年で120個の単語を完璧に使いこなせるようになれば、日常会話に苦労することはなくなります。
依存心を捨てる
他のページでも書いているのですが、英会話はどれだけ自分が単語を覚え、例文を覚えたかで上達の度合いは決まります。
決してネイティブの先生が単語や使える英文をあなたの頭の中に勝手に刷り込んでくれることはありません。
いくら良い教材を使ったとしても、単語や文章を暗記させてくれることはないのです。
単語や例文をたくさん覚えるという土台があってはじめて良いネイティブの先生やよい教材が役に立つのです。
話せるようにならない人の特徴は、良いネイティブの先生やよい教材が、自分が単語や例文を覚える努力をせずに英会話をできるようにしてくれるようにしてくれるのではないかと思い込んでいるのです。
そしてちょっと続けて効果がないと全部その先生や教材のせいにしてしまうのです。
ネイティブの先生があなたが英会話ができるようにはしてくれません!
教材が単語や例文を暗記させてくれることは絶対にありません!
覚えるのはあなたなのです。その努力、苦労は誰にも代わってもらうことはできないのです。
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