解説
will も be going to も日本語にしてしまうとあまり違いがなくなってしまうので、その使い分け方が分からなくなってしまいがちです。
しかし、それらの単語の背景にある、日本語にはならないニュアンスをしっかりと理解しておけば簡単に使い分けることができるようになります。
日本語にはならない違いとは、
- will は、話し手がその場で判断したことに対して使う
- be going to は、既に準備していたり予定していたりすることに対して使う
なのです。次の例文の違いを考えてみましょう。
- I will meet him tomorrow.
- I’m going to meet him tomorrow.
1. の I will meet him tomorrow. は、例えば誰が明日彼と会うか話し合っている場面で、「じゃあ、私が会いますよ。」と言っているのがニュアンスとして伝わってきます。
一方、2. の I’m going to meet him tomorrow. は、既に彼と会う予定になっていた人が、それを知らなかった人に伝えているようなニュアンスになります。
以下の参考例文もそんなニュアンスを想像しながら、意味を理解してみてください。場面が想像できるようになればOKです。
参考例文
My school is going to hold a sports festival next Sunday.
(私の学校では、今度の日曜に体育祭があるんです。)
What time is he going to arrive at the station?
(何時に彼は駅に着く予定なの?)
I’m going to take an Enlish exam next week.
(来週英語のテストがあるんです。)
I’m going to meet my aunt in Nagano this summer.
(今年の夏、長野の叔母に会う予定なんです。)
I will be there this Saturday evening.
(土曜の夕方にそちらへ伺います。)
※ 話をしているその場所で、土曜の夕方に行くと決めたというニュアンスが含まれています。
I will buy that shirt.
(あのシャツを買います。)
※ そのお店の中でそのシャツを買うと決めたというニュアンスが含まれています。
I will carry your bag for you.
(あなたのかばんを私が運びますよ。)
※ その場でとっさに手伝うことにしたというニュアンスを感じましょう。
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